
家にみえたお客さんによっては、機械を見て「これは映写機ですか?」と言われる人もいる。
映写機ではなく「録音機」である。
つまり「テープレコーダー」なのです。
「録音に何でこんなおおげさなものが必要なの?」
と思う人もいるかも知れない。
その説明はともかくとして、作曲家のS先生からいただいた「マスターテープ」すなわち、スタジオで録音した一番元になる録音テープの音を聴くには、こういうものが必要なのです。
写真には3台写っていますが、他にもう3台あるので、合計6台です。
1台の重さが20〜30kgぐらいあるので、あまり移動したくないです。
現在、音楽の再生は大変簡単になっています。
レコードをかけるには、レコードのホコリを払い、針の掃除をし、慎重に回転するレコードの上に針をおろすなんてことをしなければ鳴りませんが、CDになるとぐっと簡単になります。
最近では、記録媒体もメモリー化してきて、さらに扱いが簡単で小型になりました。
私もCDの曲を携帯電話のメモリーに入れて聴いてみました。
確かに便利です。
写真にある録音機を使って、テープに録音された音楽を聴くのは、
レコードをかけるより、ある面、めんどうであると言えます。
しかし、そのめんどうを差し引いても、マスターテープを聴く感動
はあります。
S先生のジャズメンバーの録音を聴きながら、ついつい夜更かしをしてしまいました。
それぞれのメンバーの技量の高さと、ジャズの自由さは本当に「決まり事」から解放された楽しさを感じました。
S先生は作曲家であり、もっぱら曲を作ることが専門でと思っていましたが、S先生のジャズピアノには感嘆しました。
S先生は音楽を職業にしてみえるというだけでなく、その演奏から、自由に束縛から解放された楽しさ「音楽をやっていて、本当に幸せ」という感じがひしひしと伝わってきます。